<2020年2月のひとりごと>

  大阪国際女子の翌朝、産経新聞に掲載される「豊岡示郎の目」を毎年興味を持って
読んでいる。
今年もどんなメッセージが記載されているか楽しみにページを開いた。
なんと、なんと「増田明美の目」に代わっているではないか。
ショック。
いきなり目をそらす羽目になってしまった。よって一読もしていない。

 マラソン中継の解説者で一番好きなのは旭化成の宗氏。
「どれだけこのレースに向け、しっかり準備をやってきたか、ですよね」。
毎回、宗氏が発するこの言葉に、現場第一を貫いてきた指導者としての重みを感じる。

この短い言葉のなかにマラソンに 対する思いが全て込められていることを私は気づいている。

 

 今回、大阪国際に出場した全選手が自己ベスト更新の見事な走りを披露した。
鎌 田、木村、小猿、の3選手は今持ち合わせている能力をほぼ出し切ったマラソンだった。

5000mの持ちタイムプラス1′30″がマラソンの5K毎の基本ラップになる、という理論を実証した。
5000mの基本スピードを持続させる走り込みの練習が出来ていたということである。
今後更にマラソンで上の記録を目指すのであれば、トラックの5000mで基本スピードを磨くことだ。
5000mの記録が向上すれば必ずマラソンの記録も向上する。

長谷川選手の5000mのベストは20′20″前後の記録であることから、しっかりとした走り込みが
出来ていたら21′50″位のラップでマラソンが可能で、3°03′~3′04″の記録が狙える位置に居る。
今回は30kレースに向けた練習が中心だったことから30k以降にスタミナ切れが出た。
それでも初国際の舞台で自己ベスト更新の走りは今後に期待が持てる。
長期プランでマラソンに取り組んでもらいたい。

 

 今回、檜舞台で輝いた4人には共通点がある。それは、目標に見合った努力を行い、
結果を出したということだ。
もし、宗氏がこの4人の走りを見たら「しっかり準備してきた結果が出ましたね」
と評するだろう。

                                      
以上

 

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